負けず嫌いなジャニオタが元自担と現自担に人生変えられた話。
私は負けず嫌いだ。
そしてプライドが高い。
小さい時はかけっこで負けると泣く。帰ってからも思い出すたびに泣く。
絵本を読んでいて他の子が読めて自分が読めない文字があるとずっと勉強をする。
お遊戯会でやりたい役を取られるとママに言いつける。
じゃんけんに負けて泣く。(そのくせじゃんけんはめちゃめちゃに弱い)
そのまま大きくなって
今でも、
前を歩いている見ず知らずの人を抜かさないと気が済まない。
体育の授業だろうがお遊びのスポーツだろうが何が何でも勝ちたい。
他の人が褒められていると悔しい。
クイズ番組で先に答えようとムキになる。
じゃんけんで負けると不機嫌。(未だに弱い)
等…
小さい子がそのまま大人になったような私。
負けず嫌いのレベルが低いことには触れないで…
自分の思い描いた通りに事が進む快感を覚え、中学生の時は学級委員長をやっていたりもした。
いわゆる、
典型的な仕切りたがりの学級委員タイプである。
「ちょっと男子〜!ちゃんと歌え!!!」
ってマジで言ってたと思う。ごめんな男子…。
そして本題に入り、人生を変えられた話。
まずは元自担の話から。
中学生の頃の私は太っていた。
むしろ幼稚園の頃から太っていた。
しかし、デブだって人並みに恋だってするしジャニーズだって好きになる。
デブでうるさい学級委員タイプのオタク…
公害である。
デブで口うるさい学級委員タイプの私は男子から容姿のことを含め陰口を叩かれることもしばしば。
聞こえるように言っていたのかは知らないが、まあ聞こえていた。聞こえていたが、「本当低脳!だから男子って嫌!ジャニーズ最高!」と言い聞かせていた。
そして余計にジャニーズにのめり込んだ。夢小説を死ぬほど読んだ。読みすぎて本気出せばジャニーズと付き合える気になってきてて流石にヤバイと思った。(ヤバイ)
公害なことを自覚していないはりきりデブの私は中学1年生の時に大倉忠義くんを好きになり、中学2年生の時に初めて関ジャニ∞のコンサートに行った。
横浜アリーナのセンター席。しかも花道から2列目でアリトロからも2列目。
「こりゃファンサもらえるしかねーな!ガッハッハ!!!」
とタカをくくっていた。信じて疑ってなかった。
そしてコンサートが始まった。
ものすごーーーく楽しかった。
しかし、♪好きやねん、大阪 のミニコントの部分で横山くんが私と反対のブロックを指して「こっちのお客さんは美人さんが多いですねぇ〜!」(ニュアンス)と言った。
そしてオチで私のブロックを指して「こっちは微妙ですねぇ〜!」(ニュアンス)と言った。
会場は盛り上がっていた。でも私はひどいと思った。横ちょのばか!もう知らない!(@となりのト○ロ)とも思った。そして最終的に私がいるからこっちのブロックに言ったんだと思った。(本当図々しすぎて当時の自分を殴りたい)
そしていよいよ大倉くんがトロッコに乗って目の前にやってきた。
この時点で横山くんの件はすっかり忘れていた。
これでもかってくらい口を開けて叫ぶはりきりデブ。二重アゴ全開。どうにかハイタッチしてほしい一心で頑張って伸ばす太い腕。
想像するだけで見苦しい。
確実にお触り出来る距離だった。
スルーされた
大倉くんのイメージが少しでも悪くなったら嫌なので声を大にして言いたいが、大倉くんはまっっったく悪くないし本当にたまたまだと思う。
だけど当時の私にはそう思えなかった。
だって、私の目の前でがっつり握手してもらっていた人は鈴木えみのように美しい人だったから…
そしてはりきりデブは思った。
私がデブでブスで見苦しいから触りたくなかったんだ。
そりゃ私だって私より鈴木えみに触りたいわ!!!
そこから次大倉くんに会うまで痩せようと決意。
あと、ついでにモテたかった。(単純)
大倉くんにファンサもらって高校デビューもするぞ!と奮起。
運動部で大食いの私が(回転寿司で17皿食べてママに怒られたからやめたよ!!!)
朝 ヨーグルトorサラダ
昼 小さいお弁当
夜 抜き
の生活を半年続けた。(※絶対体に良くない)
やるからにはやる。鈴木えみに勝つ!
という謎の負けず嫌いを発動し
半年でマイナス13kg
更にダイエットを続けて1年でマイナス3kg
の計マイナス16kgのダイエットをした。
(ものすごい太っていたから標準くらいになっただけです)
そして痩せた先にあったのは
薔薇色のモテモテ高校生活。
(だいぶ盛りましたサーセン)
無事、ダイエットも高校デビューも成功した。
痩せるだけでモテるんだなーモテるっていいなーデブって何もいいことないなーと実感した。
カフェでバイトしてた時にお客さんから連絡先を書いた紙を渡された時には流石に私の時代キタって思った。(勘違いも甚だしい)
そして高校〜専門にかけて遊びまくった。いつしかジャニオタも卒業していた。
(大倉くんへのリベンジマッチはいつかしたいと勝手に思っている)(誰かエイトのコンサート連れて行って)
として時は流れ、2012年。当時私は専門学生。
何かの音楽番組で初めて見たマリウス葉くんにHITOMEBOREし、まんまとSexy Zoneにハマって再びジャニーズ沼へ。
ジャニーズの沼は深いよぉ…Sexy Zoneいいよぉ…
ジャニオタ学生として再び楽しい生活を送って、
学校を卒業し無事就職。
おちんぎんをセクシーに捧げる立派な金づる(本望)へと変貌を遂げた。
一応専門学校に通っていたから、しょうもないものも入れれば両手くらいの資格は持っている。
しかし、いかんせん職業内カーストが低い。
冒頭で言ったが私はプライドが高い。だからカーストで下の位という事実をすっごくすっごく気にしている。本当に小さい人間だ。
だから職業を聞かれるのがすごく嫌。モゴモゴしてしまう。
負けず嫌いでプライドが高いと言ったけれど、そのくせ特に取り柄も才能もないし仕事がバリバリ出来るわけでもない。だからタチが悪い。
それは自分が今まで努力をしてこなかったのが全ての原因。
ぶっちゃけると専門学校に通ったのも、
・友達がそこに通うから
・食いっぱぐれのなさそうな職種だから
・親がいいんじゃないと言ったから
この3点のみである。
全部自分が適当に人生を歩んできたから。
そうわかっているのにプライドだけは高くて、今の仕事に自信を持てない。
何か変えたい。
でも何をすればいいのかわからない。
で、結局何もしない数年間。
それに比べてマリウスくんは、好きになってから今までずっとキラキラしていた。
そして未来はもっとキラキラしている。
「大学に行きたい。」
「人を幸せにしたい。」
「人を幸せにする為にジャニーズに入った。」
「たくさん知識を入れたい。」
「勉強をしたい。」
と言っていて、実際に行動してしっかりと努力をしているマリウスくん。そして仕事に誇りを持っているマリウスくん。
受験シーズンが近づいてきて進学の意思表示をし、努力を惜しまないマリウスくんは本当にすごい。
何より、仕事に誇りを持ったことのない私には眩しすぎるくらい輝いて見えた。
そんなマリウスくんを見ていると、だいぶ年下なのにすごいなぁ羨ましいなぁ。って90%の尊敬と10%の嫉妬(笑)
女の子のアイドルも好きなんだけど、女の子のアイドル見てると私と同じ女で年も同じくらい〜年下なのにキラキラ度がまるで違う!私まっっったくキラキラしてない!むしろくすんでる!なんで!ってちょっぴり悲しくなってきちゃうんですよね…(笑)
こんな何も取り柄がないキラキラしていない私がキラキラしているマリウスくんを好きでいいのかと、どんどん好きになるにつれて感じる自分の小ささと行動力の無さ。
悔しい。
そこに追い打ちをかけるように、彼が某大手企業に就職をした。
そして仕事の充実ぶりと桁違いのボーナスを嬉しそうに報告してくる。
悔しい。
就活で苦労していたのは近くで見ていたから仕事が楽しそうで私もすごく嬉しいのに、
嬉しいはずなのに、
素直に喜べないのは自分の仕事に充実感を感じたことがなかったから。羨ましかった。
そして何より彼に負けるのは他の誰に負けるより特に悔しい。
卓球だってゲームだって雑学王決定戦だって負けたことないのに。(それは私が勝つまでやってくれるから(笑))
私は大好きな人2人に負けている。悔しい。
人生変えてやる!私だってまだ頑張れるし、きっとやり直せる!
こう思ったのが去年の話。
そこから、自分のやりたいこととなりたい姿を考えた。
今の生活をなるべく変えないで学ぶ方法を探した。
そして去年の冬に学校を受験。
無事志望校に合格してこの春から仕事→学校の日々を送っています。
正直すっごくきつい!
予習も復習もなるべくやるようにしているから、毎日7時間寝てた人間が5時間も寝れなくなってしまった。
毎日めちゃくちゃ疲れるし死ぬほど眠いけど、新しい事を覚えるのは楽しい。
まぁでもやっぱり金曜の夜は毎週死にそうになっている。
そこにタイミングよく少クラが移動してくれたおかげで、疲れたー!もう無理ー!って思っていてもSexy Zoneを見るとHP全回復。HPを全回復出来るのはSexy Zoneとげんきのかたまりくらいだ。(突然のポケネタ)
そしてまた1週間頑張れる。
Sexy Zoneは本当偉大。心のオアシス。
しかもSexy Zoneは癒してくれるだけじゃなくて、自分も何かやらなきゃ!頑張らなきゃ!っていつもプラス思考にしてくれる。
たくさんの幸せをくれるのに更にやる気まで出させてくれるSexy Zoneさんすごすぎません?! サイコー!セクシーゾーンサイコー!!!
何かを変えたいと思ってはいたけど、一歩踏み出せなかった私の背中をマリウスくんが押してくれた(と勝手に思っている)。
まだ始まって2ヶ月だし国試に受からなきゃ何も意味ないんだけど、生活が落ち着いてきたので改めて残しておきたくて長々と書かせていただきました。
自担に支えられて自担に背中を押してもらえるジャニオタって最高だーーーーー! 謝礼払わせてーーーーー!!!